会長からのご挨拶

 高山市医師会 会長

片岡 吉貴

resize0789

高山市は岐阜県の北部に位置し、面積は東京都とほぼ同じで日本一広大な市です。面積の92.5%は森林が占め、標高差も2,700mを超えるなど地理的に大きな変化に富んでいます。人口は92,861人(平成24.5.1)で、出生数は年間766人前後と減少の傾向でありますが、高齢化率は27.1%(平成24.4.1)で4人に1人以上が65才以上の高齢者で占めるという長寿高齢社会となっています。

旧高山市中心部は、江戸時代以来の城下町・商家町の姿が保全されていて、その景観から『飛騨の小京都』と呼ばれています。全国各地から年間400万人を超える多くの観光客が訪れています。仏ミシュランの実用旅行ガイド「ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン」では必見の観光地として3つ星を獲得したことから、国外からの観光客も増加していて、比較的元気のよい小都市でもあります。

医療機関としては、高山赤十字病院及び久美愛厚生病院(JA岐阜厚生連)、介護療養型医療施設高山厚生病院、精神科専門の須田病院の4病院と53の開業医療機関及び7つの国民健康保険診療所があります。

医師会員(平成24年4月現在99名)は、地域の皆様の健康、生命をお守りするため、かかりつけ医としての日常の診療のほか、さまざまな業務を行っています。休日・祭日には、休日救急の当番医として高山市休日診療所に1年間を通じて交代で出務しています。他にも学童や園児の健康を守るための学校医・園医、企業のための産業医、感染症予防のための各種の予防接種や、異状な状況で亡くなられた方の立ち会い検視する検案業務などを行っています。その他にも介護施設の嘱託医や介護保険認定審査会委員の業務もあり、介護・保健・福祉などのために多くの力を提供しています。
今後は病診連携の協力体制づくり、在宅医療の充実といった課題にも取り組んでいかなければなりませんが、たくさんの業務を抱えていますので、保健・介護・福祉の方々と役割を分担しあいながら、進めてゆく所存です。
これからも、より良い医療を提供するよう頑張ってまいりますので、地域の皆様のご理解とご協力をお願いいたしまして、私の挨拶とさせていただきます。